シベリアンハスキーについて (as a companion dog)


Followings are written in Japanese.
If you want to know more about Siberian Husky in English,
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シベリアンハスキーは、北東シベリアのチュクチの人々が
そりを牽かせるために育ててきた、北方系の中型犬です。
非常に我慢強く友好的で、寡黙な犬です。
「吠える」という行為は殆どしません。
そのかわり「喋り」ます。
そのため、番犬には一切向きません。

大変丈夫な犬で、グルーミング等に手間もかからないので、非常に飼いやすい犬種です。
また、大変清潔で、臭いも殆どありません。
風呂嫌いな犬にもかかわらず、年に数度の入浴でも屋内で飼えるほどきれい好きです。
 ただ、犬種の特徴として、飼う前に覚悟しなければならない重要な点があります。
それは、元々そり引きの犬であるために、「リードを引っ張る」ということです。

もし家庭犬として飼うならば、この事は根気強く、
訓練することによって克服することはできますが
もしかすると、レトリバー種にレトリーブを禁止することや、
ジャーマンシェパードに忠実さを禁止することと同様の観があるかもしれません。
 このことは、他犬種のそれに見られるような「リーダー願望」とは 切り離して考えて接した方が良いかもしれません。
その場合、やみくもに「引っ張る」事を禁止するのではなく、TPOに合わせた訓練と
思いきり引っ張ってもいいような運動の方法を、あらかじめ決めておく必要があります。

また、運動量は大変に多くを必要とします。
よく運動をしたハスキーは、ユーモアのセンスに溢れ、おとなしくフレンドリーです。