ハスキーの我慢強さとは?(as a companion dog)
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「我慢強い」といえば、私たちはすぐに日本犬を思い浮かべることができます。
確かに、ハスキーやサモエド等の北方犬と、柴やアキタ等の日本犬は、
スピッツ系という事で非常に似た体格や外見をしています。
しかし犬種としての性格については、随分異なるようです。
日本犬の「我慢強さ」とは、一般的に、ご主人のために堪え忍ぶ....
(ハチ公の物語や、マタギに伝わる犬の美談等)
そんなイメージがあります。
しかしながら、ハスキーには、そういった飼い主との絆を強調するような
我慢強さはなかなか見受けにくいのです。(あるにはありますが)
- 寒さ、暑さ、氷雪、雨等の極端な天候に耐える
- トイレをよく我慢できる(一般的な洋犬種に比較して、そういう傾向がある)
- 怪我等をしてもいつまでも痛がらずに我慢してしまう
- 狭い場所、騒音等の悪環境に耐える
どちらかというと、そういった生理的な意味合いでの我慢強さの方が大きいようです。
勿論、このことは何もハスキーに限ったことではありませんが
いわゆる家庭犬(companion dog)として考えた場合
ハスキーのそれは、大変強調して現れる特徴の一つとして捉える事ができます。
逆に、「名犬」と言われるような行動に関しての我慢強さを見つける事は
他の犬種に比べると、難しいかもしれません。
感情的な部分の強い犬が多いので、例えば周囲に気を取られることなく
ご主人の顔を見て指示を待つ...といったような行動は、ニガテな様です。
もうひとつニガテな事として、ハスキーは特に孤独に耐えられないという事があります。
どんな犬でもそうですが、家庭で飼う場合、この点については特に注意すべきだと
私は常々考えております。