19 RV(2001/09/07)
日本でRVといえば、4WDから派生した、舗装道路から外れたフィールドに乗り込めるハイデッキでドンガラなクルマの事を指します。

いわゆるレクレーションをするために移動するクルマ。

たとえばキャンプ。

最近のキャンプ道具は凄いです。何が凄いって、嵩と重量が尋常じゃない。

ハナから「オートキャンプ用」としてクルマに積み込む事を前提にしているのです。

本格的にオートキャンプ用のテントとツーバーナ、簡易ベッドなどを揃えてしまうと

普通のセダンではとてもじゃないが運べません。

それに家族が4人とか5人とか。

だから自然とドンガラになってしまうんでしょうね。

 

一方RVの本家アメリカでは、RVといえば、日本で言うところのキャンピングカーを指すそうです。

まずはクルマに居住するところから話が始まります。

昔、フロンティアを目指した人たちが家財道具一切を積んだ幌馬車が起源だそうです。

それが転じてレクレーション。アメリカも変わったんだー。

それにしても日米両者の「RV」という表現には微妙に差があるという訳です。

どっちがどうだとかは別にして、ここでは一応アメリカ式モーターホームの表現として

「RV」という言葉を使う事にします。

 

僕はオートキャンプにもアウトドア趣味にも全くといっていいほど興味がありません。
(本当はキャンプもスキーもパラグライダーも林道ツーリングもトレッキングも一通 りこなしたが、いつも決まって「環境破壊」か「サバイバル」のどちらかだという極端な結論に行き着いてしまい、休止)

けれども次期主力機は通称「キャンピングカー(8ナンバー)」と呼ばれてます。

法律ではキャンピングカーとは次のような条件を満たす様決められてます。

・運転席を除くスペースの半分以上を居住スペースにしている(サイズ規定あり)

・定員の半数以上が寝られる一定サイズ以上の寝台(細かい規定あり)

・水道設備

・調理設備 などなど…

つまり、台所とベッドが付いているクルマのことを「キャンピングカー」という訳。

どこかヘンな気もするけど、まあいいか。

僕は、このクルマにデスクトップパソコンを積み込んで

移動仕事場にしてしまうつもりです。

もちろん、この次期主力機がフルサイズバンになった理由はそれだけではありません。

でも「移動仕事場」というのはいろんな意味で、ここ数年の僕のキーワードになってます。


ノートパソコンじゃダメなのか?と言われれば、現時点では「?」マークが付くけど、僕の仕事はマシンパワーは要らないかわりに細々とした部分でタフさが要るので、今のところはデスクトップマシンを積めるかどうか検討中。

もちろん正弦波や電圧安定の問題など、いろいろ課題はあります。

でも、2.8kWつまり28Aもの発電量のジェネレータを最初から積んでくれてたり全幅が2mだったり
(RVの事をいろいろ調べていくうちに、この2mという数字がクルマの居住性にとってとても重要な数字だということが分かってきた)

いろんな部分で、このアメリカ製のミニマムRVは、僕の移動仕事場構想に一役買ってくれそうなのです。



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