20 エコノライン(2001/09/08)
次期主力機のベースになっているのは、Fordのエコノラインシリーズのバン(E250)というクルマです。

日本で言えばトヨタのハイエースとダイナを足して2で割ったような存在。

ちなみにフォードには有名な「F」というトラックシリーズがあります。

その中で、ライトトラックと呼ばれるカテゴリーの中に、この世にある全てのピックアップトラックの元祖といっていい、ひとかたまりがあります。

F150、F250と数字が大きくなるにつれて排気量やシャシがデカくなって、650ぐらいまでのトラック。

ライトトラックと言いながら、一番小さいのでも、日本の2t車ぐらいあります。

F500ぐらいになると格好は普通のピックアップトラックっぽいのにドアノブが目線ぐらいのところについていたりして、もはや既に4t車並み。

直線道路なんかですれ違ったりすると(日本では滅多に出会うことはないけど)遠近感がおかしくなっちゃいます。

 

それに対して、ワンボックスの様な使い方をしたり、救急車やRVなどのベースになるのが

Eシリーズ(エコノライン)。いわゆる「バン」というカテゴリーに入ります。

こちらも150から数字が始まりますが、大きくなるのは排気量と牽引能力だけでガタイや見た目はさほど違わないし、日本で見てもさほど違和感はないかも知れません。

Eシリーズのファンサイト(これが少ない)を見ると古い1960年代のエコノラインはまるで日産のホーミーそっくり。

それでも1980年代には、このエコノラインやダッジラム、シェビーバンといったアメリカの代表的なバンよりも小さい「ミニバン」というカテゴリーが生まれています。
(フルサイズのバンが2m×5.5〜6mあるのに対して、ミニバンは2m未満×5m前後)

 

で、僕は、このアメリカのフルサイズの商用車であるフォードエコノラインにかなり激しく心を奪われている事に、ある日突然気づいてしまった訳です。



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