ゴルビー4回目の手術--1997/09/11
奇形膀胱、前立腺肥大症、瘻管と、4月から立て続けに手術〜通院生活が続くゴルビー。通院しながら根気良く消毒法を続けていましたが、終点が判明している瘻管から、膿が一向に止む気配がなく、別の場所に瘻管が延びている疑いが出ていました。9/11(木)に、瘻管の終点を探るための2回目の手術をしました。通算で4回目。
11日の昼間に獣医に預けていましたが、夜半過ぎに突然、手術中の獣医さんから電話で呼び出しを受け、慌てて病院に駆けつけ、手術に立会いました。「見つけた」と言われた場所からは、コップで半分もの膿が排出されましたが、我々が駆けつける直前にはその数倍の量が出たとか。個人的には動物実験や臨床試験などで切開術を見慣れていますが、この有様にはだいぶクラクラするものがありました。先生もかなりショックを隠せない様でした。
もっとも先生のショックは膿の量ではなく、瘻管の切除の段階で見つけた奇形にあります。今回の手術では新たに、右大腿部に奇形骨が存在することも分かりました。膀胱といい骨といい、瘻管に因果関係の深そうなものがあちこちに潜んでいる気配があります。瘻管はヒトでも手術の効果が低く、治療も難しい病気と言われています。とにかく根気良く消毒法で直して行くしかないともいわれています。
それにしても、午前3時過ぎまで手術をしてくれた獣医さんと看護婦さんには本当に頭が下がります。