25 サイズ感覚(2001/10/16)

日本の1Boxカーは最大のもので幅1.7m×全長5mぐらいです。

北米製のClassCが幅2.4m×全長6m〜8mぐらい。

ClassB(ダッジラムorフォードE350)でだいたい幅2.1m×全長5.5m〜6.5mぐらい。

日本のキャブコンバージョンの多くは、だいたい幅2.0〜2.2m×全長5m〜6mぐらい。

個人的な経験では、運転席の高さや回頭性(小回りの利き)にもよりますが、おおむね全幅2mを超えると、途端に運転が難しくなる印象があります。

また、全長も6mを超えると内輪差や外輪差でかなり注意力が必要になってきます。

もちろんそれらのサイズを超えても、慣れてしまえば&小道に気をつければなんて事はないのですが、長距離ドライブや見知らぬ 土地になると知らず知らずのうちに疲労がたまることがあります。

高速道路や一桁国道ばかり走ってる分には全く問題ないのですが、遊びや旅行のために乗るのですからなかなかそういう訳にもいきません。

一方では居住性を考えたときには逆に、外寸で幅2.0mというのはRVにとってはミニマムラインだなという印象もあります。

外寸で幅2mというと、室内有効幅でギリギリ1.8mを採れるサイズ。

室内有効幅1.8mというのは、人間が横向き(クルマの進行方向に対して鉛直方向)に寝られる規定ギリギリ。
(実際には1.8mというのは、身長176cmの僕でもかなり窮屈で足は伸ばせない)

人間の感覚としても、室内幅1.8m(ちょうど1間幅)は、「居住空間」として室内を見渡した時に、圧迫感を感じずに済む最低のサイズじゃないかと思います。

こういうスペース感覚は、普通の乗用車ではあまり味わうことのない世界かもしれません。(75TSの室内はせいぜい1.3m×1.7m)

僕は幅1.8mを超える乗用車は運転するのがニガテで、できれば運転したくないんですが、RVについては全然違う感覚で見てしまってます。 なんだか不思議な感じです。



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